早春の爽やかな香り漂う「土佐文旦」

      2015/02/14

土佐文旦

今日は、自家用車の自動車保険が満期を迎えるということで、10年以上のお付き合いをしていただいている保険のおばちゃんから、土佐の文旦をいただきました。

文旦とは、東南アジアを発祥とする柑橘でグレープフルーツの親戚にあたりますが、日本に伝わったのは江戸時代頃である、とされています。   「土佐文旦」は、昭和の初め頃に高知県土佐市宮ノ内地区で栽培方法が確立されたそうです。

目の覚めるような黄色くなめらかな果皮や、酸味と甘み、そしてほんのりとした苦味のバランスの良い味わいに加え、果肉の粒が大きくプチプチとした食感で全国の柑橘ファンを魅了しています。

調べたところによると、土佐文旦を種の状態から育てた場合、美味しい実が生るまで20年程かかります。
その時間を少しでも短縮するため、接ぎ木をした苗の状態から育て始めます。
5月下旬ごろになると、文旦の木は白い花をたくさん咲かせますが、文旦は花粉がめしべにつきにくく、自然受粉が大変難しいため、別の柑橘(小夏・八朔等)の花粉を人の手で受粉させていきます。

夏から冬にかけて実が緑から黄色く色づいていき、12月末~1月初めにかけて収穫が行われます。
しかしそのままでは実も固く酸味が強いため、すぐには出荷はできません。
そのため、地面にあけた竪穴に文旦を入れ、藁をかぶせて密封したまま寝かせる「野囲い」という手法で1ヶ月程度追熟をさせます。

そして2月初旬、匠達の厳しい目で成熟したと判断された文旦から順次、私たちの元へと発送を開始致します。

丹精込めてつくられた、早春の爽やかな香り漂う「土佐文旦」を私たちは、簡単に取り寄せることが出来る様に成ったのも、物流の発達によるものと改めて、その恩恵を感じる今日このごろです。

今日は、もう一つ届け物がありました。

私が昨日ネットから注文した、スーツケースが今日の午前中には、私の手元に配達されました。大阪の通販会社から茨城まで、あっという間に欲しいモノが手に入る時代です。

ひと昔?と比べれば、時間的・経済的な効果は計り知れません。

その物流の一端を担う私は、生産者や送り主の願いと、お届け先の商品やサービスへの期待に応えていかなければならないと、改めて思い知らされた一日でした。

そして、その恩恵により得られた時間や、経済的効果を無駄にしたくないと思います。

 

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